寝酒は逆効果

睡眠の質を損なう飲酒

寝酒と称して睡眠前に飲酒される方もいらっしゃいますが、残念ながらこれに効果はないものと思った方が良いです。アルコールには、最初は体温を上げる効果があります。

しかし、それによって汗腺が開きますので、そこから体温が失われていきます。結果的には体が冷えてしまいますので、入眠しにくい状態を作ってしまうと言うこともあります。

また、極度にアルコールの摂取をすることによって酩酊してしまうと、眠っているかのような状態にはなりますが、脳が休んでいると言うよりも、脳の機能が麻痺しているような状態になりますので、正しくは眠っているということにはなりません。

脳も体も休まった気分で起床することにはなりません。起床しても、アルコールの悪い影響によって二日酔いを起こし、かなり気分の良くない目覚めを向かえることになります。

昔からある寝酒という言葉は、睡眠障害の方には適した対処方法ではなく、睡眠の質を落とすだけとなりますので、好ましくはないと認識していただきたいところです。

適量と言うものはありません

それでは二日酔いにならない程度に飲酒をする分には問題ないのかといいますと、残念ながら飲酒に関しては適量というものはありません。少しでもアルコールを摂取すると、睡眠には良くない状況を招きますので、基本的には飲まないことが理想的でもあります。

そして、飲酒を好む方の場合、一口飲んでしまうと、そのまま惰性で量が多くなることが予測されますので、適度なところで止めましょう、というのも難しいのではないでしょうか。仮に食前や食後にほんの少したしなむ程度でも、アルコールが完全に抜けるには24時間かかりますので、18時に食事を取って飲酒して23時に入眠しようとしてもアルコールは体に残っていることでしょう。

睡眠中には、コップ1杯の汗をかきますので、血中アルコール濃度の変化などに関しても気になるところではあります。少量であったのに、アルコールの影響が強く出る可能性を含んでいますので、出来るだけ飲酒も避けた方が睡眠障害の方には良いのではないかと考えます。

六角脳枕

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